2022年3月11日

FXのデイトレード手法とは？基礎知識やメリット・デメリットをご紹介！

FXには様々なトレードスタイルがありますが、FXを始めたばかりだと「デイトレードってよく聞くけど、どういう手法？」と気になっている方もいるかもしれません。

この記事では、FXのデイトレード手法とは何か、基礎知識やメリット・デメリットをご紹介します。

FXのデイトレード手法について理解を深めていきましょう！

FXのデイトレード手法とは？

FXのデイトレード手法とは、翌日にポジションを持ち越さずに1日のうちに注文と決済を完了させるトレードスタイルです。

ポジションは数時間の保有期間で繰り返し売買するので、短期トレードと言われています。

1回の取引では、約30pipsから100pipsの利益を狙っていきます。

FXのデイトレード手法の時間足

FXのデイトレード手法では、5分足から日足のチャートを使います。

まずは、日足や4時間足、1時間足などの長期足でトレンドの方向性を確認し、その後に15分足や5分足の短期足の値動きを見てトレードしていくのが一般的な方法です。

デイトレードよりも短い時間単位で取引したい場合には、スキャルピングという手法もあります。

FXにはトレンド相場とレンジ相場があるので、それぞれの相場にあった手法を使ってトレードで利益を出していきましょう。

FXのデイトレード手法のメリットは？

FXのデイトレード手法には以下の3つのメリットがあります。

取引チャンスが多く資金効率が良い
ポジションを翌日に持ち越すリスクがない
スワップポイントを気にせずに済む

1つずつ順番にご紹介します。

取引チャンスが多く資金効率が良い

1つ目は、取引チャンスが多く資金効率が良いことです。

デイトレードは、チャンスがあれば1日に何度も取引を行うので資金効率が良く、取引が成功すればどんどん利益を積み上げていくことができます。

ポジションを翌日に持ち越すリスクがない

2つ目は、ポジションを翌日に持ち越すリスクがないことです。

デイトレードは、取引が1日で完了するので日をまたぐリスクや就寝中の価格変動のリスクがありません。

「ポジションを保有していると気になって眠れない」というストレスを抱える必要がないので、無理なくトレードを続けたい方におすすめです。

スワップポイントを気にせずに済む

3つ目は、スワップポイントを気にせずに済むことです。

スワップポイントは、通貨ペア、ロングやショートによってポジションがマイナスになる場合もあります。

デイトレードでは、1日のうちにポジションの決済まで完了させて日を跨ぐことがないので、長期トレード（スイングトレードなど）のようにスワップポイントを気にする必要がありません。

FXのデイトレード手法のデメリットは？

FXのデイトレード手法には以下の2つのデメリットがあります。

取引回数によって手数料がかさむ
1回の取引で大きな利益を出すのは難しい

1つずつ順番にご紹介します。

取引回数によって手数料がかさむ

1つ目は、取引回数によって手数料がかさむことです。

先ほどデイトレードのメリットでご紹介しましたが、デイトレードはトレードチャンスが多い分、取引回数が増えると売買手数料がかかってきます。

FX会社を選ぶ際は、売買手数料が安いかどうか確認しておきましょう。

1回の取引で大きな利益を出すのは難しい

2つ目は、1回の取引で大きな利益を出すのは難しいことです。

デイトレードは1回のトレードリスクは少ないですが、1日で動く値幅で利益を狙っていくので、一度に大きな利益を出すことは向いていません。

コツコツと利益を積み重ねていくトレードスタイルであることを理解して、取引していきましょう。