FXのロングとショートとは?意味やメリット・デメリット、エントリータイミングをご紹介!

アップとダウン

FXで利益を出していくためには、「ロング」「ショート」のどちらかの方法を使っていきます。

FXを始めたばかりだと、「単語は聞いたことがあるけど、意味や仕組みはよくわからない」という方も多いのではないでしょうか?

「ロング」と「ショート」は必ず押さえておくべき基本的なFX用語です。

この記事では、FXのロングとショートの意味やメリット・デメリット、エントリータイミングについてご紹介します。

FXのロングとショートを使いこなして、利益を出していきましょう!

FXのロングとショートとは?

学ぶ

FXのロングは「買い」ショートは「売り」とも言われます。

それぞれの意味や特徴をご紹介します。

FXのロング

FXのロングとは、通貨を買って、買いのポジションを保有することです。

通貨の価格が安いタイミングでエントリーし、価格が上昇した場合はポジションを決済することで利益が確定します。

逆にロングポジションを保有してから、価格が下落した場合は損失になります。


FXのショート

FXのショートとは、先ほどご紹介したロングとは逆の取引方法で、通貨を売って売りのポジションを保有することです。

通貨の価格が高いタイミングでエントリーし、価格が下落した場合はポジションを決済することで利益が確定します。

逆にショートポジションを保有してから、価格が上昇した場合は損失になります。

ちなみに、ロングやショートという言葉の由来は、一説によるとポジションを保有する長さが関係していると言われています。

  • 価格が上昇する時はゆっくり
    ロング
  • 価格が下落する時は倍以上の速さ
    ショート



「FX初心者におすすめの通貨ペアは?通貨の特徴と選び方」はこちら!


FXのロングとショートのメリット・デメリットは?

メリットとデメリット

FXのロングとショートの違いがわかったところで、次はそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

それぞれの特徴を理解して、ご自身のトレードで活かしていきましょう!

FXのロングのメリット・デメリット

FXのロングのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット
価格の上昇は緩やかな場合が多く、比較的ゆっくり考えながらエントリーしやすい


デメリット
値動きが緩やかで、利益を得るまでに時間がかかる

ロングは、ショートよりもエントリーのタイミングがわかりやすく、初心者の方でもチャレンジしやすい手法です!


FXのショートのメリット・デメリット

FXのショートのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット
価格が下落するときは値動きが速くなる場合が多く、短期間で利益を得やすい


デメリット
エントリーするタイミングが難しく、素早い判断が求められる


 FXのロングとショートのエントリータイミングは?

チェック

FXのロングやショートでエントリーする時のポイントをご紹介します。

以下の手法を活用して、適切なエントリータイミングを見極めていきましょう!


サポートラインとレジスタンスライン

ロングかショートか判断する時は、サポートラインレジスタンスラインを活用しましょう。

上昇トレンド

サポートライン(下値支持線)とは、チャート上で安値と安値を結んだ直線のことです。
チャートを下で支えていることから、下値支持線とも呼ばれます。

サポートラインにタッチしてレンジ相場になった場合は、ロングでエントリーしていきましょう。

もしサポートラインより下に抜けた場合は、ショートでエントリーするか判断が必要です。

下降トレンド

レジスタンスライン(上値抵抗線)とは、チャート上で高値と高値を結んだ直線のことです。
チャートを上で支えていることから、上値抵抗線とも呼ばれます。

レジスタンスラインにタッチしてレンジ相場になった場合は、ショートでエントリーしていきましょう。

もしレジスタンスライより上に抜けた場合は、ロングでエントリーするか判断が必要です。

サポートラインとレジスタンスラインは、どちらも多くのトレーダーが注目しているポイントです!


移動平均線

移動平均線

ロングかショートか判断する時は、移動平均線を活用することができます。

移動平均線とは、一定期間の終値の平均値を線で結び、チャートに表したものです。

ロングでエントリーする時は、ゴールデンクロスに注目しましょう。
下の図のピンクの丸部分がゴールデンクロスです。

ゴールデンクロス

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けることで、上昇トレンドに転換する可能性が高くなります。


ショートでエントリーする時は、デッドクロスに注目しましょう。
下の図のピンクの丸部分がデッドクロスです。

デッドクロス

デッドクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜けることで、下降トレンドに転換する可能性が高くなります。

これらを活用してトレンドが始まるポイントを見極めて、より大きなpipsを狙っていきましょう。


ローソク足

ローソク足

ロングかショートか判断する時は、ローソク足も活用することができます。

ローソク足とは、チャート上の値動きの上昇や下降を視覚的に理解するために使う方法です。

ローソク足には様々な種類がありますが、「大陽線」「大陰線」に注目してみましょう。

  • 大陽線:買いの勢いが非常に強い

  • 大陰線:売りの勢いが非常に強い



「FXのロングとショートとは?意味やメリット・デメリット、エントリータイミング」のまとめ

この記事では、FXのロングとショートの意味やメリット・デメリット、エントリータイミングについてご紹介しました。

FXのロングとショートとは、ロングは「買い」ショートは「売り」を意味します。

それぞれのメリットやデメリットを理解した上で、

  • サポートラインとレジスタンスライン
  • 移動平均線
  • ローソク足

を活用してトレードのタイミングを見極めながら、利益を出していきましょう!


「FXのロングとショートを同時に行う両建て」の解説はこちら!