FXのトレール注文とは?メリット・デメリットや最適な値幅の設定を解説!

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FXの取引には、トレール注文というものがあります。

「トレール注文ってどうやって使うの?」、「設定値はどうすればいいの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、

  • トレール注文とは何か?

  • トレール注文はどう使ったらいいのか?

  • おすすめ設定値は?

  • どのFX会社で使えるのか?

について解説していきます。


FXでトレール注文使いこなせるようなると、とても便利です。

ぜひ最後までお読みください。


FXのトレール注文とは?

FXのトレール注文とは、自動的に相場についていきながら、実際の取引レートとほぼ同じ値幅間隔で、損切り逆指値を有利な方向へと移動させる注文です。

トレール注文は「トレール(自動追尾)機能」レートが有利に働いた時に、トレール幅を保ったままストップ注文(逆指値注文)の値も合わせて、変動します


<トレール注文の場合>

トレール注文


上昇トレンドで利益が出ている場合、もし相場が反転し、下降トレンドになっても、利確することで利益を得られます。

トレンド相場で有利な時は、トレール幅を保ったまま、ストップ注文(逆指値注文)の値を変動し、
不利な値動きになったら、利確されます。




<通常のストップ注文(逆指値注文)の場合>(トレール幅を1円する)

ストップ注文(逆指値注文)は、設定した値で損切りされます。

トレール注文は、低リスクで利益を増やすことができます!


FXでトレール注文を使うのが向いている人

以下は、FXでトレール注文を使うのが向いている人です。

  • なるべく利益を伸ばしたいと考えている人

  • チャートに張り付いている時間がない人

  • 一定の感覚で利確したい人


当てはまる方は、トレード注文を活用してみることをおすすめします。


FXでトレール注文をする3つのメリット

メリット

FXでトレール注文を使うメリットは、以下の3つです。

  1. 買いと売りの両方のポジションで使える

  2. 画面に張り付く必要がない

  3. 逆指値でも利益を追求できる



1.買いと売りの両方のポジションで注文できる

トレール注文は、買いと売りのどちらでも注文することができるので、とても便利です。

例えば、1ドル110円で買いエントリーして、逆指値を108.500円としたら、トレール幅は1.5円になります。

相場が2円上昇して112円になった場合は、逆指値は110.500円になります。

リスクが低い状態で、一定の利益を確保しながら、利益を増やしていくことができるので安心です。


2.画面に張り付く必要がない

トレール注文は、相場についていきながら損切りの値も変動していくので、画面をずっと見ておく必要がありません。

基本的に、トレールの注文を設定した後は見守るだけなので、長時間トレードの時間を取れないサラリーマンの方や主婦の方にもおすすめの方法です。


3.逆指値でも利益を追求できる

損切りの注文として、よく逆指値注文を使います。

逆指値注文では、指定した値でのみ決済されるので、利益が限られてしまいます。

しかし、トレール注文の場合、相場とともに逆指値の値が変化していくので、可能な範囲まで利益を求めることができます。

損切りになることもありますが、相場についてきながら、逆指値の値幅は一定なので、少ないリスクで利益を得ることができます。


FXでトレール注文をするデメリット

デメリット

レンジ相場の場合、価格の上昇幅が限られてくるので、トレール注文には向いていません。

トレール注文は、必ずトレンドが発生しているときに使用するようにしましょう。

レンジ相場のときは、無理にトレール注文するのはやめましょう。


トレール注文をするときのコツは次の3つです。

FXトレール注文の2つの方法

方法

トレール注文の方法は、2つあります。

  1. FX会社の機能を使う

  2. 手動でトレール注文を行う


1.FX会社の機能を使って自動で行う

FX会社のトレール注文機能を使うことで、自動でトレール注文をすることができます。

FX会社のトレール注文は、あらかじめ一定のトレール幅を決めて、自動で逆指値注文が移動するものになっています。

サラリーマンや主婦の方のように、常にチャート画面を見ていられない方におすすめです。

トレール幅は、相場のボラティリティなど状況を見て決めるのがよいでしょう。

後ほど、トレール注文が利用できるFX会社をご紹介します。


2.自分で基準を決めて手動で行う

自分のトレード基準にそって、逆指値注文を動かすことでトレール注文を行うことができます。

画面を監視する必要はありますが、自由にトレール注文のエントリーを行うことができます。

チャート画面を見ることができる人や、短時間取引をしたい方におすすめです。


FXでトレール注文をする3つのコツ

ひらめき

トレール注文をするときのコツは次の3つです。

  1. トレンド相場で注文する

  2. トレンドに忠実な通貨ペアを使う

  3. ある程度の値幅の広さを確保する


1.トレンド相場で注文する

トレール注文は、相場とともに逆指値の値が変化していきます。

トレール注文は、強いトレンドが発生したときのみ使用しましょう。

レンジ相場のように上下が激しい場合は、トレール注文の逆指値に引っかかってしまうので、注意が必要です。


2.トレンドに忠実な通貨ペアを使う

トレンドが発生しても、通貨自体の上下が大きければ逆指値の値で損切りになってしまいます。

特に初心者の方には、比較的安定したドル円の通貨をおすすめします。


3.ある程度、値幅を広く設定する

トレール注文の値幅はなるべく広めに設定しましょう。

トレンドの最中に一時的に価格が上下した場合でも、逆指値の値に引っかかってしまうので、注意が必章です。


トレール幅の設定には、以下2つのポイントが重要です。

  • トレール幅が狭い場合:利益幅は広がるが、利益が伸ばせない可能性が高まる

  • トレール幅が広い場合:利益を伸ばせる可能性は高まるが、利益幅が狭まる



FXの勝率を分ける!トレール注文の最適な幅は?

1歩1歩

トレール注文では、最適なトレール幅の設定がとても重要となります。

トレール幅の最適値に決まった数値はありませんが、一般的におすすめの数値をご紹介します。


1.トレンドの始まりは広く、終わりに狭くする

トレール注文のトレール幅は、狭すぎるとすぐに決済されてしまい、利益を伸ばしづらくなります。

そのため、トレンドの始まりでは、トレール幅は、ある程度広めに設定しておくとよいでしょう。

反対に、トレンドが終わりに近づいた時は、損失を出さずに利益確定するために、トレール幅を狭くすることをおすすめします。


2.ボラティリティの2~3倍のトレール幅

ボラティリティを表すインジケーター(ATRなど)を利用して、現在のボラティリティを計ります。

ボラティリティの2~3倍のトレール幅にすることで、ダマシで決済されることが少なくなります。


FXトレール注文の注意点:ダマシ

トレール注文の注意点は、ダマシにあう点です。

上昇している相場でも、一瞬下がったタイミングで決済されてしまう場合があります。

損切りに合わないようにトレール幅は、余裕を持って設定するようにしましょう。


トレール注文が使えるおすすめFX会社2選

会社

トレール注文が使えるFX業者としては、次の2つがおすすめです。

<おすすめのFX会社2選>

  • GMOグループが運営する外貨ex byGMO 
  • ヒロセ通商(LIONFX)


GMOグループが運営!安心の外貨ex byGMO

取引手数料

0円

スプレッド

ドル/円(USDJPY) 0.2銭

ユーロ/ドル(EURUSD) 0.4銭

ポンド/ドル(GBPUSD) 1.0銭

最小取引単位

1000通貨

通貨ペア数

24通貨

初回入金額

制限なし

 

  • トレール注文に対応

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ヒロセ通商

取引手数料

0円

スプレッド

ドル/円(USDJPY) 0.2銭

ユーロ/ドル(EURUSD) 0.3銭

ポンド/ドル(GBPUSD) 0.6銭

最小取引単位

1000通貨

通貨ペア数

50通貨

初回入金額

1万円から


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「 FXのトレール注文とは?メリット・デメリットや最適な値幅の設定」のまとめ

この記事では、

  • トレール注文とは何か?

  • トレール注文はどう使ったらいいのか?

  • おすすめ設定値は?

  • どのFX会社で使えるのか?

について解説しました。

FX初心者の方には、初めて聞く言葉が多くて難しく感じたかもしれませんが、使いこなせるようになると、実際のトレードで非常に役に立ちます。

トレール注文は、トレンド相場を見極めることができれば、収益が上がりやすいので、ぜひ理解を深めて活用していきましょう。